Introduction
はじめに
オーディオビジュアルのコーナーを作ってみたものの、実質的には、ビジュアルだけのコーナーと言ったほうが正しい。
いわゆるホームシアター的なオーディオ装置を準備していない訳で、音声に関してはオーディオシステムと兼用している状況にある。理想からすれば、オーディオと映像は切り離すべきで、それぞれ独立したシステムが必要だと思われるが、住宅事情や合理性を考えると統合されても仕方がないと思うし、現状自分もそうなっているわけである。
ここでは、結果的にハイビジョンのお話がメインとなっている。
AVアンプってどうよ?
オーディオシステムとビジュアルシステムを統合する場合、多くの人がオーディオ用のアンプを廃止して多チャンネル対応のAVアンプを導入しておられるように思う。とりあえずCDとかも聴けるので、それで済めば合理的だと思う。
しかしながら、自分はAVアンプの音楽再生能力に対しては疑問を持っており、少なくともこれなら買ってみよう、と思うモノにまだ巡り会っていない(苦笑)おすすめのものがあれば聴いてみたいものだ。
便利さより音が重要と考え、アンプにリモコンや電子ボリュームが付いているだけで抵抗がある自分には、やはり遠い存在なのかもしれない(謎)
理想の再生システム
そもそもAVアンプに音楽再生能力を求めるのも無理があるようにも思う。AVアンプは言わば効果音を再生する装置であり、音楽性がどうこうという世界とは別の次元にあるように思われるからだ。
音楽性を追求しようとすれば、おそらくAVアンプの機能を細分化したものになる。自分なら音楽用のパワーアンプを複数台用意し、DTSやらドルビープロロジックやらのデコード処理は専用のプロセッサーに任せる(DSPは不要)。映像関係はテレビに直結。スピーカーはサブウハー以外は同じもので統一。というようなことになり、たぶんおおげさなシステムになると思う。やはり考えないほうが無難か?(汗)
現状と今度
現状、テレビの音声出力をプリアンプ(パッシブイコライザー)に入れて必要な時だけオーディオシステムで再生している。ちなみに自分の好みでデジタルライントランスを使用しており、特に音楽番組の再生音には満足している。
映画については、32インチの画面では、2chでさえ映像が音に負けるので、プロジェクターシステムでも導入しないかぎり、バランスがとれない(苦笑)
人それぞれ好みはあると思うが、自分の場合AVシステムの構築は『まずは画面ありき』という考え方なので、当分の間、現状維持となりそうである。正直、音は2chで満足しているので画質を優先したい。


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