Hi-Vision TV
デジタルテレビ選び
テレビが壊れて急遽テレビを買うことになったが、いろいろあって選ぶのも大変だった。2004年当時、画面の方式には大きく分けて、液晶、プラズマ、ブラウン管の3通りがあった(部屋を暗くしないと見れないプロジェクター式については除外)。
その他の方式もあるようだが、なかなか商品として登場しない(2008年現在)。
液晶
サイズがコンパクトで、静止画はきれいだが動画に弱いという印象。これは反応速度の問題で残像が残って画が流れるのである。それなりに改善されてきたものの、他の方式と比べるとまだまだ発展途上と言わざるを得ない。映像の特徴としては、奥行き感がなくアニメーションのようにベタっとした映像という気がする。テレビよりもパソコン用に向いていると思う。
当初ハイビジョンの最高画素数(1920×1080)で表示できなくても、ハイビジョンチューナーを内蔵しているだけでハイビジョンテレビとして売られている場合が多かったが、最近ではハイビジョン本来の画素数を表示可能なものも増え、わざわざ『フルハイビジョンテレビ』として販売されるようになった。また、録画可能なHDD内蔵のものやLAN HDDなどを外部接続できるものも登場した。比較的安くなってきたこともあってこれを選ぶ人も多いと思うが、自分としては画質的に不満。
プラズマ
画質は申し分ないし、サイズが大きくできるのが特徴。消費電力が大きく画面が焼き付きやすいというデメリットもあった。最近では消費電力は改善されたようで、常にバックライトが必要な液晶よりも低消費電力なものも登場している。しかし値段が高いのが難点。
ブラウン管(ハイビジョン)
画質はいいが、画面を大きくすると自重が重くなるし奥行きを薄くできないというデメリットがある。テレビの購入を検討していた2004年末の段階では、値段は同サイズのデジタル液晶テレビと比較して3〜5割くらい安く、液晶よりも高画質だった。悩んだ末このタイプに決定し、現在に至っている。画質においては現時点でも褐色がなく、もはや製造しているメーカーがなくなってしまったのが残念。
TOSHIBA 32DX100
地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送用チューナー内蔵デジタルハイビジョンブラウン管テレビ。買ったのがこれ。結局、同社の最後のハイビジョンブラウン管搭載モデルとなった。
電気店で見る限りでは、32型クラスでは今でも最高画質レベルだと自分は思っている。特に黒の表現力はトップクラスで、他のテレビでは灰色に感じられるくらいだ。液晶とは比較にならない立体画像である。
これのおかげでテレビ中心の生活になってしまった(笑)とりあえず、無故障で活躍中。いい買い物をしたと思っている。台所用にもう一台確保しておくべきだったか(?)


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